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傷害保険とはどんな保険? 医療保険との違いは?

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2017年9月8日

傷害保険とはどんな保険? 医療保険との違いは?

医療保険に似た保険に「傷害保険」というものがあります。どちらも病院での治療などにかかる費用を補償してもらえる保険ですが、補償対象が違うというのをご存知でしょうか。
「傷害保険」は医療保険とは異なった内容の保険です。「傷害保険」にしか加入していない場合、治療費を補償してもらえないこともあるので、二つの保険の違いをしっかり知っておきましょう。
ここでは「傷害保険」とは何かというのを、「医療保険」との違いを交えながらご紹介します。

傷害保険とは

傷害保険は、「ケガ」による治療や手術にかかる費用を補償してもらえる保険です。病気や疾病によるものは補償対象外で、あくまで「ケガ」によるもののみ、保険金が支払われることになっています。
傷害保険が定める「ケガ」の定義には「急激」「偶然」「外来」の3つの要素が含まれており、この3つの要素が含まれた場合にのみ保険が適用される仕組みです。
例えば交通事故が傷害保険の補償対象になる「ケガ」の原因の最たる例です。交通事故の場合、自分の意思とは関係なく、命にかかわる傷害を受けることになります。その際の治療費を補償してもらえるのが傷害保険です。
また、相手にケガを負わせてしまったり、相手の物を壊してしまったりした際の損害賠償も保障されます。

医療保険とは

医療保険というのは、「病気やケガ」による「入院や通院」にかかる費用の一部を補償してくれる保険です。国民保険では賄えない部分を補償するのが民間の医療保険になります。
傷害保険との違いは、「病気やケガ」による「入院や通院」にかかる費用が補償対象になっていることでしょう。
治療や入院、手術が必要になれば、その都度保険金や給付金を受け取ることが可能です。医療費の一部を賄うことができ、加入することで医療にかかる経済的な負担を軽減させられるようになります。
ただし、傷害保険が対象としている「ケガ」だけではなく、病気や疾病も補償対象としていることから、加入前に健康状態の審査を受ける必要があり、状態によっては加入できないケースもあるので注意してください。

傷害保険と医療保険の違いまとめ

傷害保険と医療保険の違いについて以下の表にまとめておきました。

傷害保険 ・「急激」「偶然」「外来」3つの要素が含まれた「ケガ」に対する補償
・病気は補償対象外
・入院の際に給付金が受けられることもある
・加入前の健康状態の審査は不要
・「契約者のみ」「契約者と配偶者」「契約者と家族」などのように、補償対象者の選択ができる
・「ケガ」のリスク高い職業(ドライバー、漁師、土木作業者など)とリスクが低い職業(事務員、弁護士、デザイナーなど)により保険料が変わる
・加害者になった場合の損害賠償なども補償対象
月々の保険料の平均は500円~5000円
医療保険 ・病気やケガによる入院や通院費用の一部を補償
・加入前に健康状態の審査がある
・加入年齢によって保険料が変わる
・補償対象になるのは基本的に契約者のみ
・月々の保険料の平均は1万円~2万円

傷害保険とはどんな保険? 医療保険との違いは?

傷害保険と医療保険は混同されがちですが、補償内容が異なります。しっかりと違いを理解して、自分の望む内容に見合った保険を選ぶようにしましょう。
また、ここで紹介した傷害保険と医療保険の内容は一般的なものですので、細かい内容については加入する保険会社にしっかり確認するようにしてください。

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