2017年9月27日
保険にはいろいろあり、ライフスタイルによって加入するべきものが変わってきます。そしてライフスタイルは年齢によって変わってくるものですので。つまり、年齢によって加入すべき保険は違うということです。
ここでは年齢別におすすめする保険をご紹介します。
20代の方
【20代独身】
20代の独身の方におすすめの保険は、医療保険です。
20代で家族がいない場合、養わなくてはいけない人はいないので死亡保険は絶対必要とは言い切れませんが、病気になって仕事ができなくなれば生活が送れなくなります。若くて元気であっても、いつどんなケガをしたり、病気になったりするかわかりません。最低限の保険として医療保険は加入しておくべきでしょう。
医療保険は掛け捨てになるので、同じ保険を継続する予定であれば払い済みを採用しているもの、若いうちだけ加入しようと考えるのであれば定期保険がおすすめです。
【家庭がある方】
20代で、養わなければいけない家族がいるという方であれば、まさかのときの対策は独身者よりも充実させておく必要があると言えます。医療保険に加えて、がん保険、死亡保険に加入しておくといいでしょう。医療保険やがん保険は、ご自身が入院したときの医療費だけではなく、家族の生活を負担してくれるものがありますので、そのようなサービスを提供している保険を選ぶことがポイントです。
また、子どもがいるのであれば学資保険に加入しておくといいでしょう。これは子どもの学費のための保険です。一般的に加入の上限年齢(子どもの年齢)が6,7歳であることが多いので、できるだけ子どもの年齢が低いうちに加入しておくようにしてください。
30~50代の方
30代~50代の独身者の方には、医療保険とがん保険への加入がおすすめです。30歳を過ぎてくると、いろいろと身体的な不調が出てくるもの。病気になってしまい一時的に仕事ができなくなってしまったときに安心して治療を受けられるように、医療保険には加入しておくべきだと言えます。
また20代のころよりも収入に余裕が出てくる方が多いと思うので、医療保険にあわせて、がん保険などに加入しておくのもいいでしょう。
家庭があるのであれば、医療保険やがん保険に加えて、自分に万が一のことが起こったときのための死亡保険にも加入しておくことをおすすめします。
60代以上
60代以上の方におすすめの保険は、医療保険、死亡保険、がん保険となりますが、年齢が高くなり以前に大病を患ったことがあるなどの場合、新規で加入できないことがありますので、新規であればできるだけ元気なうちに加入しておくようにしてください。
退職などを機に加入している保険の見直しを検討するのであれば、入院時の対応が充実している(個室の利用が検討できる)ような契約に変更することをおすすめします。医療保険を充実させることで、老後の生活のための預貯金が医療費に当てられるといったことを回避することができるようになります。
年齢によってライフスタイルは違い、加入すべき保険やその契約内容も変わってきます。ただ共通して言えることは、ケガや病気は突然襲い掛かってくるものであるということ。できるだけ若いうちから万が一のことを念頭に置いて、保険には加入しておくべきだと言えるでしょう。
保険選びの際は、ここで紹介したことを参考にしてみてください。