2018年6月7日
保険への加入を検討していても、「いろいろ種類が多すぎてよくわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
保険会社には、大きく分けて「日系保険会社」と「外資系保険会社」があります。
最近は国内で販売を行う外資系保険会社の数も増えてきたので、どこかで目にしたこともあるかもしれません。
外資系の保険会社は、日系の保険会社とどう違うのでしょうか。ここでは、外資系保険会社の特徴と、そのメリットをご紹介します。
外資系保険外と日系の保険会社はどう違うの
日系の保険会社が日本国内で設立された保険会社であるのに対し、外資系の保険会社は海外で設立された保険会社となります。
また、外国人が3分の1以上の株式を所有している場合も、外資系保険会社に分類します。
両社の違いは、「国内の会社か」また「国外の会社か」という点だけではありません。
国が違えば保険に対する考え方も違うもので、外資系保険会社には日系の保険会社が持っていない特徴を持っています。
たとえば、日系の保険会社は、ひとつの保険契約に対し、その契約商品に関連する特約を付加するなどし「1セット」として販売するケースが多いです。
しかし、外資系保険会社は、ひとつひとつを別の契約に分け、それぞれを単品で販売することが多くなります。
外資系保険会社のメリット・デメリット
日系の保険会社とは違う特徴を持っている外資系保険会社を選ぶことには、どのようなメリット・デメリットあるのでしょうか。
【外資系保険会社のメリット】
・保険料が安いことが多い
外資系保険会社は、日系の保険会社に比べて保険料が安くなることが多い傾向があります。
理由としては、前述のように商品を単品で契約することができるからです。
必要のない特約などをカットできる分、保険料が安くなりやすいのです。
・保険をオーダーメードでカスタマイズできる
商品を単品で販売していることから、日系の保険会社のように「セット」で契約する必要がありません。
自分が必要だと思う商品を選んで契約できるため、自分専用の保険をカスタマイズできるのです。
【外資系保険会社のデメリット】
・保険の知識が必要になる
ひとつの商品に関する特約をセットにして販売している日系の保険会社と違い、外資系保険会社では、自分で必要な商品を選択していく必要があります。
そのため、ある程度の保険の知識を持っていなくてはいけないケースが多くなります。
・日本での販売から撤退してしまう可能性がある
外資系保険会社は、もともと海外に拠点を置いている会社です。
仮に日本での業績向上が見込めないと判断された場合、会社そのものが日本から撤退してしまうことがあります。
それによって契約自体が解消されることはないですが、相談をしたりサポートを受けたりなどが困難になってしまうかもしれません。
日系の保険会社と外資系保険会社はそれぞれがそれぞれの特徴を持っています。
保険への加入を考えていて、どれにしようか迷っているという方は、まず日系の保険会社にするか、外資系保険会社にするかというところから考えてみるようにしましょう。
その際はここで紹介したことを参考にして、自分のスタイルに合った保険を選ぶようにしてくださいね。