2019年1月4日
生命保険への加入を検討しいろいろ探していると「ネット生命保険」というものをよく見かけることがあると思います。
名前を聞いて、「ネットで生命保険に加入できるものなんだろうな」とだいたいの意味は理解できるかもしれませんが、一般的な生命保険と比べて何が違うのか知っている方は少ないのではないでしょうか。
ここでは、生命保険への加入を検討しているのなら知っておきたいネット生命保険のメリットやデメリットなどについてご紹介します。
ネット生命保険とは
ネット生命保険とは、すべての商品、または一部対象商品が「ネットでの申し込み可」になっている生命保険のことをいいます。
一般的な生命保険は、店舗へ行く、もしくは訪問販売を受けるなど、「人と人とが対面」して契約、加入するものです。
しかしネット生命保険では、人と対面することなく、加入にかかわるすべての手続き（書類記入など）をインターネット経由で完了させることができます。
ネット生命保険のメリット
ネット生命保険にはいろいろなメリットがあります。
どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
・一般的な生命保険よりも保険料が安い
ネット生命保険最大のメリットは、一般的な生命保険と比べて保険料が安くなることでしょう。
すべての加入手続きをネットで済ませることができるため、対面での加入手続きをする一般的な生命保険に必要な人件費が削減できます。
人件費がかからないため、その分を保険料から割引できるという仕組みになっているのです。
・いつでも手軽に申し込みが可能
ネット経由で申し込みができるため、ネット生命保険はネット環境さえ整っていればいつでもどこでも加入申し込みができます。
保険の店舗が近所にない方、店舗の営業時間に暇を作れない方にとって、時と場所を選ばずに加入申し込みができるネット生命保険は非常に便利なものであると言えるでしょう。
・保障内容がシンプルなものが多い
加入者が自分ひとりで手続きをすることになるネット生命保険は、誰でもその内容が理解できるよう保障内容がシンプルなものが多いです。
いろいろな特約が付くこともなく、「知らないうちに必要のない特約を付加してしまっていた」というような事態を避けられます。
どのような保障を受けられるか理解して加入できることは大きなメリットであると言えるでしょう。
ネット生命保険のデメリット
いろいろなメリットがあるネット生命保険ですが、デメリットもいくつかあります。
・商品数が少ない
内容がシンプルである必要があるネット生命保険では、取り扱われている商品も限られてしまい、選択肢が少ない傾向があります。
・告知義務が比較的厳しい
ネットでの申し込みでは、保険会社の人が加入者の顔を見ることができません。
そのため、告知の基準が一般的な生命保険よりも厳しくなっていることがあります。
・すべて自分で手続きをしなければいけない
対面での加入であれば書類記入時に分からないことがあれば、保険会社の人にその場で質問できますし、サポートを受けることができます。
しかしネット生命保険では自分ひとりでやらなければならず、分からないことがあったら電話などで問い合わせをしなくてはならなくなります。
いくつかデメリットはありますが、ネット生命保険は保険料が安く、いつでも気軽に申し込みができるなど、大きなメリットがあるものです。
保険への加入を考えている方は、ここで紹介したことを参考にしてネット生命保険も検討してみてください。
